広島アニメーションフェスティバルでも上映されたフランスのアニメーション映画。
日本でも来年正月公開予定ですが、ＤＶＤを入手した人がいて上映会をしました。

脇役かと思われた老女４人＋犬の爽快な大活躍ストーリーで、ツール・ド・フランスのヒーローになるはずだった孫は活躍するのかと思いきや、うつろな瞳でただただペダルをこぎつづけるだけの使えない野郎でしたが、彼のキャラクターの描写はオリンピックの選手たちも国家を背負ってただただ走ったり泳いだり、競技のために特化したマシーンにならざるを得ない状況なのかもしれないという暗喩なのかな？
ベルヴィルという都会はニューヨークをモデルにしているのですが、作者はアメリカ嫌いなんでしょう、随所にイヤミな描写があっておかしかったです。いちいちイヤミとはいえ、アメリカの古きよきエンターテインメントへの強いリスペクトが感じられ、音楽が素晴らしかったのでサントラは買おうと思います。
私もイヤミ言ってるけど、面白かったということです。

■www.bellevillerendezvous.com

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